新生児(幼児)は要注意






新生児や幼児によく見られる症状「先天性股関節脱臼」。

男児も発症しますがほとんどが女児に起こり、
先天性と名前がついていますが後天的に起こる病気です。



先天性股関節脱臼の症状

・新生児の太もものしわの数が左右で違う
・脱臼している方の足が短い
・仰向けの赤ちゃんによく見られるポーズをすると、膝の高さが違う(「くりっ」という音がする」
・歩き始めた時に足を引きずっている(歩き始める時期も遅い)


先天性股関節脱臼を発症していても、
痛みがないので赤ちゃんは泣いたりむずかったり、ということがありません。

この病気が主に発見されるのは、病院で行われている3ヶ月健診の時です。

股関節脱臼の放置はNG

先天性股関節脱臼を発症してしまう原因は、
赤ちゃんの自然な格好を阻害してしまう「おむつ」や「衣類」です。


おむつの当て方を変えるだけで、股関節脱臼が治ってしまうこともあるくらいです。
(病院ではおむつの当て方や赤ちゃんの抱き方を指導してくれます。)

しかし、適切な治療をしないで放置していると関節が変形してしまうので要注意です。

もしそれでも改善しない場合には、
◆リーメンビューゲルという装具をつけて治療を行う。

◆牽引

◆手術


こういった治療を様子を見ながら行っていきます。
この時の治療が将来の関節の変形の発生を左右します。
しっかりと根治させてあげてくださいね。



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