手術について


生まれつき股間に問題のある方が、30代以降に
変形性股関節症を発症するケースが多く見られます。

変形性股関節症の治療として
保存療法・手術療法がありますが、
まず保存療法を行って症状に改善が見られなければ
手術を行うことになります。

進行すると股関節・膝・腰に痛みが出るようになり、
日常生活に支障をきたすようになってしまいますから
状況によっては手術に踏み切る方もいます。
(年齢など考慮します)



変形性股関節症の手術

関節を温存する方法と廃絶する方法があります。

◆関節を温存する手術
・外反骨切術
・内反骨切術
・骨盤骨切り術
・寛骨臼回転骨切術


◆関節を廃絶する手術
・股関節固定術
・人工関節置換術
(主に中・高齢者が対象の手術です)


どの手術を行うかは、病気の進行具合・年齢・股関節の形態などを考慮して決定されます。

病院によって得意としている手術が違いますから、いくつか病院を受診してみるといいでしょう。

また、手術をしても治療中と同じで股関節をいたわるようにしてください。
高齢者の方でもなるべく体を動かすようにして、
ストレッチや筋力トレーニングをご自分のペースで行うようにしてください。

また、姿勢を正すことも大切です。
しかし長年のクセはなかなか自分では直せないものです。

こういった場合にはカイロプラクティックなどでリハビリがてら、姿勢の指導をもしてもらうといいでしょう。



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