股関節痛に関するサイトです。





ここでは、股関節痛の原因や症状をはじめ、
ストレッチやサプリメントでの解消・改善法、
治療法・手術についてなども詳しく解説しています。

あなたに合う治療法が見つかると良いですね。



原因と病気

股関節痛の原因として考えられるものには以下のものがあります。

・加齢
・肥満
・筋力低下
・姿勢の崩れ
・病気


※病気
変形性股関節症、結核性関節炎、骨・軟骨骨折、関節唇の損傷、関節鼠、痛風、関節リウマチ、
一過性大腿骨頭骨萎縮症(いっかせいだいたいこっとうこついしゅくしょう)、
特発性軟骨融解症(とくはつせいなんこつゆうかいしょう)、
特発性大腿骨頭壊死症(とくはつせいだいたいこっとうえししょう

この中で、股関節痛の原因の80%を占めると言われるのが「変形性股関節症」と呼ばれる病気です。


⇒原因と病気

症状

◆変形性股関節症
股関節痛のほとんどは、「変形性股関節症」が原因だと言われています。

股関節をはじめとして臀部、大腿部、膝上などに痛みが出るようになり、
症状が進行すると歩けなくなることもあります。


⇒症状

治療法

●変形性股関節症
保存的治療または手術的治療

●特発性大腿骨頭壊死症(とくはつせいだいたいこっとうえししょう)
保存療法、手術療法

●一過性大腿骨頭骨萎縮症(いっかせいだいたいこっとうこついしゅくしょう)
自然治癒
※なかなか治癒しない場合は、他の病気を発症していることがあります。

●特発性軟骨融解症(とくはつせいなんこつゆうかいしょう)
保存的治療

●内転筋挫傷
物理療法

●外側大腿皮神経痛
神経圧迫を除去する治療

●滑液包炎
レーザー治療など

股関節に痛みが出たら、ひとまず病院です。
原因も分からず、ただ整体に通ったりサプリメントを摂っていたのでは、
その時の痛みが一次的に緩和されるだけで終わってしまいます。
根本的な解決にはならないんですね。

また、症状を放置していた期間が長ければ、何らかの病気を発症している可能性もあります。

病気の治療は原因を正しく知ることから始まります。
原因が分かってはじめて適切な治療を行うことができます。


⇒治療法

手術について


生まれつき股間に問題のある方が、30代以降に変形性股関節症を発症するケースが多く見られます。

変形性股関節症の治療として保存療法・手術療法がありますが、
まず保存療法を行って症状に改善が見られなければ手術を行うことになります。


進行すると股関節・膝・腰に痛みが出るようになり、
日常生活に支障をきたすようになってしまいますから状況によっては手術に踏み切る方もいます。
(年齢など考慮します)


⇒手術について

受診は病院?整体?

もちろん病気の改善には病院がすべてだということではありません。
病院で検査を行い原因が分かった後で、
改善を早めるための補助的な意味合いで整体に行くようにしましょう。

股関節痛の治療後には、マッサージやストレッチなどの「リハビリ」が必要です。
整体の施術は心地いいですから、リラクゼーションを兼ねて整体に通ってもいいと思います。

1.原因を知る(病院での検査)
2.治療
3.リハビリ


この順番を守ることで、適切な治療が行えるのです。


⇒受診は病院?整体?

ストレッチ(柔軟体操)で改善

ひどい痛みが出ている場合にはストレッチを控えた方がいいのですが、
痛みがある程度おさまっているのであれば、是非実践してみるといいと思います。

また、股関節のストレッチには股関節痛をやわらげる作用の他にも様々な恩恵をもたらしてくれます。

・リンパの流れや血流を良くする(冷え性やむくみの改善)
・膝痛、腰痛の改善
・下半身痩せ
・ケガの予防
・転倒防止
・関節の可動範囲を広げることができる

特に筋肉トレーニングを行わなくても、
ストレッチを習慣づけるだけで股関節痛を改善することが期待できます。

高齢者の方でもゆったりと行えるストレッチですが、
ストレッチをする際には以下のことに気をつけてください。


⇒ストレッチ(柔軟体操)で改善

効くサプリメント

グルコサミン・コンドロイチン・ヒアルロン酸は、
軟骨を構成したり、関節を保護するための成分です。

自分自身で産生することができなくなるので、サプリメントで摂取します。

◆グルコサミン
エビや蟹などの甲殻類の殻、動物の軟骨や皮膚に含まれている成分で、
軟骨の再生を促してくれます。

◆コンドロイチン
グルコサミンの働きを補助する役割を持っている為に、
各メーカーから出ているサプリメントはコンドロイチンとグルコサミンが一緒になっているものが多いです。

◆ヒアルロン酸
関節を包んでいる「関節包」の主成分です。


サプリメントは数多くありますから、値段や成分などを見比べて安心できるものを選びましょう。

ただし、サプリメントはあくまでも補助的な役割のものですから、
サプリを摂取することだけで関節痛が消える訳ではありません。


⇒効くサプリメント

子供の股関節痛

●打撲

●大腿骨頭すべり症

成長軟骨が骨折または骨がずれている状態です。

●ペルテス病
大腿骨頭の骨が壊死してしまう病気です。

●化膿性股関節炎
股関節に菌が入り込んで、発熱・強い股関節痛などが出ます。

●疲労骨折
スポーツが原因です。
ごく稀にではありますが、股関節に疲労骨折が起こることがあります。

●骨腫瘍
骨肉腫、ユーイング肉腫、横紋筋肉腫など


ご覧のように、股関節に起こる痛みには、深刻な病気の可能性もあります。
成長期であれば成長に伴う股関節痛も考えられますが、
検査をしてみないことには原因は分かりません。

股関節(または膝)のあたりに子供さんが痛みを訴えた場合、
もし痛みが持続しているようであれば病院へ連れて行ってあげてください。

早期の検査・治療が深刻な事態を防いでくれます。


⇒子供の股関節痛

新生児(幼児)は要注意

・新生児の太もものしわの数が左右で違う
・脱臼している方の足が短い
・仰向けの赤ちゃんによく見られるポーズをすると、膝の高さが違う(「くりっ」という音がする」
・歩き始めた時に足を引きずっている(歩き始める時期も遅い)


先天性股関節脱臼を発症していても、
痛みがないので赤ちゃんは泣いたりむずかったり、ということがありません。

この病気が主に発見されるのは、病院で行われている3ヶ月健診の時です。


⇒新生児(幼児)は要注意

妊娠と股関節痛

・足のつけ根にある靱帯が臨月が近づいて子宮に引っ張られる
・ホルモンの影響で関節がゆるんでしまう
これらが原因で、妊娠時には股関節痛が出るようになります。


妊娠中に起こる他の症状同様に、
出産を終えれば股関節の痛みは無くなりますので心配することはありません。

しかし、中には我慢できないほどの痛みが出て歩行困難になる妊婦さんもいます。
辛いですが薬を使えないので、保存療法でしのぐしかありません。

妊娠中の股関節痛を避けることはできませんから、
痛みをどれだけ和らげるか?ということに焦点が当てられることになります。


⇒妊娠と股関節痛

原因となる病気の症状・治療法

股関節痛が出る原因は色々で、単純に股関節がズレただけで痛みが出る訳ではありません。

虚血壊死やリウマチ・悪性腫などの病気が影響していることもありますから、
病院で検査をして治療を行う必要があります。

股関節痛の治療は、その原因に対しての治療を行うことになります。


⇒原因となる病気の症状・治療法



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